【悲報 or 朗報】SPG アメックスからMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードへのリニューアル

f:id:senJ:20220219022320p:plain

marriott bonvoyリニューアル


先日発表されてから巷を騒がせているニュース、そう陸マイラーの3種の神器の一つ、SPGアメックスカードのリニューアルです。

本日の記事では、このリニューアルに対する考えと今後の維持・解約への考えを書きたいと思います。

 

www.americanexpress.com

 

細かい変更点はいろいろありますが、最もインパクトの大きかった1つは年会費の値上げでしょう。

 

<これまで> ¥34,100(税込)(※家族カードは1枚¥17,050)

 

<これから> ¥49,500(税込)(※家族カードは1枚まで無料、2枚目以降¥24,750)

 

 

もう一つの大きな点は、これまで2年目以降は決済額に関わらず「マリオット系ホテル無料宿泊特典」がもらえたのですが、これからは年間¥1,500,000以上決済しないともらえなくなります。

※他にも細かな変更点があります。

 

ツイッターで「SPGアメックス」で検索しますと、「改悪だ!」との恨み節が延々と流れてきます。。。

twitter.com

 

ツイッターランド体感では7割以上の方が解約を検討しているようにも感じられますが、真相はどうなのでしょうか。

その辺の分析はアゴラや日経ビジネスにもある通り、優良顧客さえ囲い込めればよいというアメックスの戦略なのでしょう。

agora-web.jp

business.nikkei.com

 

というのも今回のリニューアルで新たに加わった特典として、年間¥4,000,000以上決済するとマリオットボンボイのプラチナステータスをゲットでき、スイートルームを含むアップグレードなど最強の特典を得ることができるのです。

 

ここで、SPGアメックス保有者は決済額で3つのグループに分類できます。

 

① 年間決済額¥1,500,00未満の人たち

 

② 年間決済額¥1,500,000以上~4,000,000未満の人たち

 

③ 年間決済額¥4,000,000以上の人たち

 

 

このクレジットカードを更新するか否かの判断、①と③の人たちにはイージーでしょう。①なら解約、③の富豪なら継続です。

 

最も悩ましいのは、この②のカテゴリーに属する人たち、そう私仙Jもその一人です。昨年の決済額は¥2,000,000くらいでした。。。

そこで、同じような悩みをもつ②のカテゴリーの方々の参考になればと思い、現在の考えをつづってみたいと思います。

 

数字ガチ勢の方として、美しいスプレッドシートで分析したこちらのブログも大変参考になりました。しかし②カテゴリーの人は結局「維持するか解約するかはあなた次第」との結論です。

nao-u.co

 

もちろん数字は数字として、皆さんSPGアメックス一本という方は少数でしょうから、その他のカードとの関連性というのも重要なファクターになってくると思います。

 

私、仙Jが旅行関連で常用しているカードは以下の通りです。

 

 

それぞれのカードの使用用途・保持目的は、

 

  • SPGアメックス ⇒ ホテル代・買い物代の決済、ポイントをマイル変換、旅行保険

 

 

 

、となります。なんだか無駄がありそうだな。。。

 

ここで、SPGアメックスとJAL JCBプラチナでかぶっている部分、旅行保険に注目してみたいと思います。

 

JAL JCBプラチナの手厚い特典の一つが旅行保険でした。

www.jal.co.jp

 

主だった保険内容を挙げると、

 

傷害死亡

本会員・家族会員 :1億円

家族特約対象者    :1,000万円

 

疾病・障害治療費用(1疾病・障害の限度額)

本会員・家族会員 :1,000万円

家族特約対象者    :200万円

 

、となります。これが自動付帯、つまりカードを所有しているだけで自動的についてきます。

 

一方、SPGアメックス、ではなく新しいボンボイ・プレミアムアメックスの対応する項目は、

 

傷害死亡/後遺障害保険金 :1億円

家族特約対象者    :1,000万円

 

疾病・傷害治療費保険金    :300万円

家族特約対象者    :200万円

 

、となりまして、重要なのはこれが利用付帯だということです。

つまり、旅費をボンボイアメックスで決済していないとこの保険は受けられないということです。

 

そして、この”旅費”の適用範囲がカード会社によって違うことに注意が必要です。

アメックスの認定する旅費とは、航空券代やパック旅行代であり、ホテル宿泊費は旅費認定されません。

また、他社では旅費認定される空港までのタクシー代も認定されません。

詳細はこちらをどうぞ↓

www.americanexpress.com

 

要するに、私の使い方である”航空券はマイル換算率の高いJALカード”を使い、

”マリオット系列のホテル代だけをこのボンボイアメックスで決済”しても

この保険の適用を受けることはできないのです。Oh!!!

今までのSPGアメックスはここが自動付帯だっただけに痛い、痛すぎる変更点はここにありました。。。

(これはANAマイラーでも同様と思われます)

 

死亡保険を使うのはかなりレアケースでしょうし、最高額を出すカード会社1社の保険金のみ受けられるシステムなのでJALカードで十分ですが、

 

最も使用可能性の高い傷病治療費は、各カードの保険費を合算できるシステムなのでSPGアメックスの加勢を当てにしているところがありました。

ところが今回のリニューアルでこれが消滅してしまったようです。残念。

 

とは言え、無料宿泊の特典はこれまでの決済額ならもらえるので、一年に一泊以上マリオット系列のホテルに宿泊する予定があるのであればカード年会費のもとは取れてしまうのですけどね。(しかもポイント足せば、いままで特典で泊まれなかった繁忙期の高カテゴリーホテルにも宿泊できるのは嬉しい)

 

ということで、私の結論としてはカードは継続するけど海外旅行保険については何か代替案を考えなばならないなと思っています。有力候補はシンプルに自分で海外旅行保険に加入することです。

こちらのブログを参考にしました。

manpukutabi.com

 

 というわけで、今のところ継続の気でいますが、リニューアル内容としては

改悪ということになりますね。

(幸か不幸かコロナで旅行いけないのでゆっくり考えられます)

 

皆さんはどうされますでしょうか?

よろしければご意見お聞かせくださいね、それでは。

 

 

SPGアメックスカードは公式サイトからの入会よりも

紹介経由での入会の方がボーナスポイントが多くもらえます。

よろしければこちらのリンクからご入会ください。

私からの紹介リンクになります。

http://amex.jp/share/z8ZXH?XLINK=MYCP

(6/30まで最大で200,000ポイントのボーナスが付くキャンペーン中です)